大藤沙月がせこいと言われる2つの理由|素顔と実力を徹底調査

大藤沙月がせこいと言われる2つの理由|素顔と実力を徹底調査

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大藤沙月さんがせこいと言われる理由が気になって、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

2024年から国際舞台で快進撃を続け、世界ランキングがぐんぐん上昇している卓球界の注目選手・大藤沙月さん。WTTチャンピオンズモンペリエでの優勝や、2026年3月には世界ランク2位の王曼昱さんをわずか18分29秒のストレートで撃破するなど、その強さは本物です。

ところが、ネットで名前を検索すると「せこい」「性格悪い」「やばい」といったキーワードが一緒に出てきますよね。いったい何が原因なのか、気になる方も多いと思います。

この記事では、大藤沙月さんがせこいと言われる理由や性格の真相、プロフィール、世界ランキング・戦績まで徹底調査した内容をお届けします。

大藤沙月さんについてもっとよく知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

◆記事のポイント

  • 大藤沙月さんがせこいと言われるようになった2つの理由
  • 石川佳純さんとの試合で生まれた誤解とサーブ騒動の詳細
  • ポーカーフェイスの裏にある本当の性格と人柄
  • プロフィール・プレースタイル・世界ランキング・主要戦績の全貌

大藤沙月がせこいと言われる理由と性格の真相

  • せこいと言われる本当の理由
  • 石川佳純との試合でせこいと誤解された経緯
  • サーブが見えにくいと中国が指摘した騒動の詳細
  • 性格は悪い?ポーカーフェイスの真相
  • 試合中のクールな表情が生む誤解とは
  • 地元の人が語る大藤沙月の素顔と人柄

せこいと言われる本当の理由

結論から言うと、大藤沙月さんがせこいと言われる理由は、主に2つあります。ひとつは石川佳純さんとの試合中に見せた「無表情・ポーカーフェイス」が視聴者に誤解を与えたこと。もうひとつは、独特の巻き込みサーブが「見えにくい」として中国SNSを中心に騒動になったことです。

そもそも「せこい」という言葉、あなたはどういうイメージを持ちますか?ズル賢い、姑息、こそこそしている、そんなニュアンスが強いですよね。ネット上では大藤沙月さんに対してこのような評価が一部で広まっていますが、実際のところを深掘りしてみると、その真相は全くの誤解であることがわかってきます。

日本国内では石川佳純さんとの試合での一幕が「せこい」という評価のきっかけになったと言われています。テレビ中継や動画で見ていた視聴者の目には、大藤さんの無表情な佇まいが「ふてぶてしい」「感情がない」「態度が悪い」と映ったのでしょう。SNSでの拡散もあって、「大藤沙月 せこい」というキーワードが広まるきっかけになったとされています。

一方、国際的な文脈では、サーブの際にボールが相手から見えにくいという指摘が中国のSNSを中心に上がりました。卓球のルールではサーブ時にボールを打つ瞬間が相手に見えるようにしなければならず、ラケットや腕などでボールを隠して打つことは反則になります。この点について中国の選手やファンから批判の声が上がり、日本でも「せこい」という評価につながった側面があります。

ただ、どちらの理由にしても、悪意のある行為や本当に姑息な振る舞いをしていたわけではないというのが正直なところです。詳しく見ていきましょう。

大藤さんは3歳から卓球を始め、四天王寺中学・高校という名門校で鍛え上げられてきた選手です。試合に臨む際の集中力は人一倍高く、その真剣な表情が周りには「冷たい」「感情がない」と映るのかもしれません。コーチや家族、地元の人たちが語る大藤さんの素顔は、普段は明るくて笑顔が絶えない、とても親しみやすい人物だと口をそろえます。

サーブについても、世界トップレベルの選手たちが磨き上げた技術であり、審判がその都度判断をしているのが実情です。一部のプレーに疑問の声が上がること自体は卓球の世界では珍しくなく、他の中国選手も同様の癖があると指摘されているほどです。

「せこい」という言葉の裏には、大藤沙月さんの圧倒的な強さに対する周囲の戸惑いや、ポーカーフェイスへの誤解が重なっています。実力がある選手ほど、こういった誤解を受けやすいのかもしれませんね〜〜。

石川佳純との試合でせこいと誤解された経緯

結論から言うと、石川佳純さんとの試合での一幕が、大藤沙月さんにせこいというイメージを植え付けた最初の出来事とされています。ここ、知りたい方も多いと思うので、詳しく解説しますね。

この試合で問題となったのは、大藤さんのサーブがネットに触れたかどうかという場面です。卓球ではサーブがネットに当たって相手コートに入った場合「レット(やり直し)」となるルールがあります。石川佳純さんはこの場面で「ネットに触れた」と判断し、審判に対して懸命に抗議をしました。

石川さんの抗議は決して感情的なものではなく、自分が確かに感じたことを正当に訴えた行動でした。審判が最終的に「ネットに当たった」と判断し、石川さんの主張が認められるという結末を迎えています。

そしてここが問題です。石川さんが懸命に審判へ抗議している間、大藤沙月さんは顔色一つ変えることなく、ただじっとその様子を見ていたのです。焦る様子も、申し訳なさそうな表情も、ムッとした顔も一切なく、ただ静かに立っていました。

この無表情な佇まいが、テレビやネット動画で見ていた視聴者には「ふてぶてしい」「感情がない」「態度が悪い」と映ったのです。一部のSNSでは「なんであんなに平然としているの?」「これがせこいと言われる理由か」という声が広まっていきました。

ただ、実際のところを考えてみると、大藤さんの行動に特段問題があったわけではありません。審判の判断を静かに待つ。それはスポーツ選手として、むしろ正しい振る舞いとも言えます。騒いだり、過剰に反応したりすることのほうが、試合の流れを乱すことにもなりかねません。

また、大藤沙月さんは試合中に全集中モードになるため、表情がほとんど変わらないことが知られています。普段から接しているコーチや関係者は「それが彼女のスタイル」と理解していても、初めてその姿を見た視聴者にとっては異様に映ったのでしょう〜〜。

この石川佳純さんとの試合の一幕が切り取られてSNSで拡散されたことで、「大藤沙月 せこい」という検索ワードが一気に広まることになりました。もちろん石川さん側も、大藤さんを悪く思っているわけではなく、自分が見たことを審判に正直に伝えただけ。お互いに誠実に試合に臨んでいたわけですね。

この件に関しては、卓球を詳しく知らない視聴者が感情的に判断した結果として「せこい」というレッテルが生まれてしまったと考えるのが自然ではないでしょうか。

サーブが見えにくいと中国が指摘した騒動の詳細

結論から言うと、大藤沙月さんのサーブが見えにくいという問題は、実際に国際大会でビデオ判定(チャレンジ)に発展するほどの本格的な騒動にまでなっています。

事の発端は、中国出身でドイツ代表のハン・インさんとの対戦でした。ハン・インさんは2025年のITTFワールドカップ・マカオで大藤さんと対戦した際、「サーブが見えない」として2度のチャレンジ(ビデオ判定の要求)を行いました。1度目のチャレンジは失敗に終わりましたが、2度目のチャレンジは成功し、大藤さんは反則を取られるという結果になりました。

この出来事を受けて、同じく中国出身でドイツ代表のシャン・シャオナさんは動画内でこのように語っています。「大藤沙月のサーブは正直に言って見えにくい。ハン・イン姉さんも彼女のサーブに対してチャレンジをしたことがある」という趣旨の発言が大きな注目を集めました。

さらに2025年6月のWTTコンテンダーザグレブでは、大藤さんが中国選手4人に連勝して優勝を果たしましたが、中国のSNSではこのサーブ問題をめぐる批判が噴出しました。中国のネットユーザーからは「大藤は本当にサーブを隠すのがうまい」「あれは反則だろ」「審判は指摘しないのか」「審判に助けられて優勝した」という厳しい声が相次ぎました。

中国SNSの批判と擁護の声

中国SNS上での意見は批判ばかりではなく、興味深い反応も見られました。批判派と擁護派の両方の意見を整理すると、以下のようになります。

立場 主な意見
批判派 「サーブを隠しすぎ」「反則だろ」「審判は指摘しないのか」「他の選手からのリスペクトを得られない」
擁護派・中立派 「審判が指摘していないので問題ない」「中国選手も同様のことをやっている」「大藤には中国の良いところを学んでほしい」
実力評価 「今日の大藤は本当にすごかった」「中国の主力でなければ大藤に勝つのは難しい」「大藤は世界トップ10。決して弱くない」

興味深いのは、批判する中国ユーザーの中からも「これは中国代表の一部選手もやっていること」という指摘が出ていた点です。サーブの隠し方という技術的な問題は、実は世界のトップ選手全般に共通する議論でもあり、大藤さんだけの問題ではないことがわかります。

また、卓球のサーブはその複雑な回転や速度で相手を攪乱することが重要な技術のひとつです。大藤さんの巻き込みサーブは、回転が読みづらく特にロングサーブでエースを連発できる武器として磨き上げてきたものです。

2024年2月にプレースタイルをリセットして以来、より攻撃的なスタイルを志向してきた大藤さんにとって、サーブの精度や多様性は勝負の核心とも言えます。それだけ強力なサーブだからこそ、相手には脅威であり、批判の的にもなるわけですね〜〜!

あくまで審判が判定をする競技である以上、審判が問題なしと判断している場面については適法なプレーとみなされるのが基本です。ただし一度反則を取られたことも事実であり、今後の大会でも議論の的になる可能性はあります。

性格は悪い?ポーカーフェイスの真相

結論から言うと、大藤沙月さんの性格が悪いというのは完全な誤解で、その原因は試合中のポーカーフェイスにあります。

「性格悪い」という噂が広まった背景には、「せこい」と同様に、試合中の無表情な様子が視聴者に誤ったイメージを与えたことが大きく影響しています。さらに加えて、大藤さんのプレースタイルが「攻撃的すぎる」「相手をいじめているみたい」と映ることも一因と言われています。

大藤さんの戦型は右シェーク裏裏ドライブ型。卓球台のどの位置からでも攻撃を仕掛け、得点につなげる「攻撃は最大の防御」を体現したスタイルです。相手を翻弄するドライブテクニックを巧みに使い、後陣に下げられても男子顔負けのパワードライブで盛り返すその姿は、卓球のルールをよく知らない観客の目には「やりすぎ」「せこい」と映ることがあるのです。

しかし、これはあくまで卓球の高い技術と戦略の結果であり、性格の問題ではありません。相手選手に対して敬意がないわけでも、ずる賢く立ち回っているわけでもない。競技者として磨き上げてきたスキルを最大限に発揮しているだけです。

大藤さんの性格について、地元のコーチや関係者は口をそろえて「普段は全く違う」と言います。普段の生活の中では明るく、笑顔が多く、どこかほんわかとした雰囲気を持つ人物だと語られています。

「性格悪い」というイメージは、テレビやSNSの切り取られた場面だけを見て判断してしまった結果です。試合中に集中してポーカーフェイスになるのは、それだけ真剣に競技と向き合っているということの裏返しでもあります。

試合中のクールな表情が生む誤解とは

結論から言うと、大藤沙月さんの試合中のクールな表情はポーカーフェイスと呼ばれ、小学生の頃からコーチも指摘していたほど一貫したスタイルです。悪意はなく、ただ試合に全力投入している状態の表れです。

大藤さんが幼い頃から指導してきた地元・福井のフェニックス卓球クラブの平塚洋一郎コーチは、日刊ゲンダイ(2024年10月29日)の取材にこう語っています。「普段は明るくて笑顔でいるんですが、試合になるとクールな表情になってしまいます」「ポーカーフェイスというか、やる気がないと誤解されることも多かったです」という趣旨のコメントを残しています。

これは大藤さんが子どもの頃から変わらない特性です。試合に入った瞬間、スイッチが切り替わってしまうのでしょう。プロの競技者として、試合中に余計な感情を表に出さずに集中力を維持するという点では、むしろ優れた精神力とも言えます。

ポーカーフェイスは弱点にも強みにもなる

ポーカーフェイスには、相手に自分の状態を悟らせないというメリットもあります。試合が苦しい局面でも、有利な局面でも、表情が変わらないということは、相手に「今どういう状態か」を読まれにくいということです。

世界のトップ選手の中には、感情を表に出さないことを意識的に行っている選手も多くいます。大藤さんの場合は意識してというより自然にそうなるタイプなのかもしれませんが、結果として戦略的にも有利に働いている可能性があります。

一方で、観客やファンの視点からすると、喜怒哀楽が見えない選手は感情移入しにくい部分もありますよね〜〜。スポーツを楽しむ上で選手の感情の動きを追いかける楽しさもある中で、大藤さんのポーカーフェイスは一部の人に「冷たい」「感情がない」という印象を与えてしまうのです。

ただ、インタビューの様子を見ると、大藤さんは思わず笑顔がこぼれることもあり、試合中とはまったく異なる一面を見せることもあります。試合と私生活できっちりとスイッチを切り替えられる人物なのかもしれませんね。

また、大藤さんが試合に勝っても負けても表情をほとんど変えないことは、ネット上では「感情がない」「やる気がないのでは」と誤解されることがありますが、2024年以降の国際大会での圧倒的な活躍を見れば、そんな誤解は一発で吹き飛ぶはず!! 彼女の強さは本物であり、勝利への執念がなければあれほどの結果は出せないはずです。

地元の人が語る大藤沙月の素顔と人柄

結論から言うと、大藤沙月さんの本当の人柄を知る地元の方々や関係者の声は、「性格悪い」「せこい」とは全く逆の評価で一致しています。

テレビ番組「ジモト魂」では、大藤さんが練習拠点として使っていたミキハウス近くの八百屋の主人が取材に応じました。大藤さんがよく立ち寄ることを語った主人は「おかえり」と大藤さんを出迎え、「孫みたいでかわいらしい」と目を細めて語ったといいます。

競技では中国の一流選手を次々と打ち破るほどの実力を持ちながら、地元の八百屋のおじさんから「孫みたいにかわいらしい」と言われる大藤さん。この一面だけ見ても、普段の大藤さんがどれだけ親しみやすい人物かがわかりますよね〜〜!!

幼少期からの評判

大藤さんが幼い頃に所属していた地元福井のフェニックス卓球クラブ。当時の平塚洋一郎コーチは大藤さんについて「天才」と評していたことが知られています。新しい技をすぐに覚え、飲み込みの早さが同年代の子どもとは別格だったと言います。

ただし、試合になると途端に表情が変わる。それは子どもの頃から一貫していた特徴でした。同年代の木原美悠さんとの対戦では長らく「万年2位」が続いたという悔しい時期もありましたが、腐ることなく練習を重ねてきた姿勢は関係者の間でも評価されています。

四天王寺中学・高校では、厳しい練習環境の中でも仲間と切磋琢磨しながらチーム力にも貢献。個人戦だけでなく、団体戦やダブルスでも好成績を残し、チームメイトとの信頼関係を大切にしてきた選手です。

ミキハウス入社後も、練習拠点で佐藤瞳さんや橋本帆乃香さんという名カットマンと日々練習を重ねており、チームワークを重んじるスタイルは変わりません。カット打ちが得意なのも、こうした恵まれた練習環境と仲間との信頼関係があってこそです。

ネット上の評判だけで「性格が悪い」「せこい」と決めつけるのは、大藤さんにとってあまりにも気の毒なことですね。普段の彼女を知る人々から「性格が悪い」という話は、調べた限りでは全くと言っていいほど出てきません。

 

大藤沙月はせこい?プロフィールと世界トップ10の実力

  • 身長・年齢・出身など基本プロフィール
  • 父親の影響で3歳から始めた卓球と学歴
  • プレースタイルと使用ラバー・ラケット
  • 世界ランキング急上昇の要因と主要大会成績

身長・年齢・出身など基本プロフィール

結論から言うと、大藤沙月さんは2004年5月16日生まれ、2026年3月現在で21歳の若き世界ランカーです。小柄な体格ながらパワフルなプレーで世界を驚かせている注目選手ですね〜〜!!

まず基本的なプロフィールをまとめてみましょう。

項目 内容
氏名 大藤 沙月(おおどう さつき)
生年月日 2004年5月16日
年齢 21歳(2026年3月時点)
出身地 福井県大野市
身長 152〜153cm
利き手 右利き
戦型 右シェーク両面裏ソフトドライブ攻撃型
所属 ミキハウス(Tリーグ:日本ペイントマレッツ)
世界ランキング 13位(2026年3月10日時点)
最高ランキング 7位(2025年7月)
血液型 非公開

身長は152〜153cmと女性アスリートの中でもやや小柄な部類に入ります。しかし、その体格からは想像もつかないパワフルな両ハンドドライブが大藤さんの最大の武器です。後陣に下げられても男子顔負けのパワードライブで盛り返す姿は、見ている人を圧倒します。

所属先はミキハウスで、Tリーグの日本ペイントマレッツに2021-2022シーズンから参戦しています。デビューシーズンからシングルス13勝4敗という圧巻の成績を残し、チームをファイナル進出に導いた原動力になりました。

2026年3月現在の世界ランキングは13位ですが、2025年7月には7位まで上り詰めており、世界のトップ10に名を連ねた実力者です。ランキングの変動はありながらも、着実に世界レベルの舞台で実力を発揮し続けています。

出身地の福井県大野市は、「日本のチロル」とも呼ばれる自然豊かな場所。そんな素朴な土地で育った大藤さんが、今や世界の卓球界を席巻しているわけですから、地元の方々も誇りに思っているでしょうね。

父親の影響で3歳から始めた卓球と学歴

結論から言うと、大藤沙月さんが卓球を始めたのは3歳のとき。クラブコーチをしていた父親の影響で、自宅のリビングに設置された卓球台でラケットを握り始めました。

父親がクラブのコーチをしていたという環境は、大藤さんの卓球人生に大きな影響を与えています。保育園の頃から父親に手ほどきを受け、小学校に入ると朝早くから家のリビングにある卓球台でも指導を受けていました。この「リビング卓球台」という環境からも、家族ぐるみで卓球に向き合ってきた大藤家の姿勢が伝わってきます。

学歴・所属クラブの歩み

時期 所属・学校 主な出来事
3歳〜就学前 自宅リビング(父親指導) 3歳から卓球を開始
小学校時代 フェニックス卓球クラブ(福井) 全国大会で好成績。平塚コーチから「天才」と評される
中学時代 四天王寺中学校(大阪)/ミキハウスJSC 2017・2018年全中女子団体優勝。2018年世界ジュニア選手権代表
高校時代 四天王寺高等学校(大阪) 全日本ジュニア2連覇(2020・2021年)。インターハイ複数優勝
2023年〜 ミキハウス(実業団) プロ卓球選手としてのキャリア開始。国際大会で快進撃

小学校時代に所属したフェニックス卓球クラブでは、同年代の木原美悠さんにどうしても勝てない「万年2位」の時期が続いたといいます。しかし当時のコーチが「天才」と評するほど飲み込みが早く、潜在能力は周囲に認められていました。

中学・高校は大阪の卓球名門・四天王寺学園に進学。中学3年生(2019年)には全日本選手権でジュニア女子シングルス準優勝・女子ダブルス準優勝を果たし、一気に注目を集めます。2020年の全日本選手権では中学3年生でジュニア女子シングルス優勝という快挙を達成しました。

しかし新型コロナウイルスの流行が大藤さんのキャリアに影響を与えます。2020年のインターハイも中止となり、国際大会への出場機会も激減。世界ランキングが低かったため、コロナによる参加制限で国際大会に出場できないことが多くなりました。それでも2021年の全日本選手権でジュニア女子シングルスを制し、大会2連覇を達成しています。

2023年にミキハウスに入社し、プロとしてのキャリアをスタート。2024年から本格的に国際大会に派遣されるようになってからは、快進撃が続いています。

プレースタイルと使用ラバー・ラケット

結論から言うと、大藤沙月さんの戦型は右シェーク裏裏ドライブ型で、天性のボールタッチと威力のある両ハンドドライブが最大の武器です。2024年2月に用具・打ち方・考え方を大幅リセットし、さらに攻撃的なスタイルへと進化を遂げました。

大藤さんのプレーを一言で表すなら「攻撃は最大の防御」。卓球台のどの位置からでも積極的に攻撃を仕掛け、得点につなげるスタイルが持ち味です。後陣に下げられても男子顔負けのパワードライブで盛り返し、ときにはサイドを切り裂く広角ドライブを連発することもあります〜〜!!

プレースタイルの特徴

大藤さんのプレーで特に注目すべき点を挙げると、以下のようになります。

巻き込みサーブ:回転が読みづらく、特に巻き込みのロングサーブはエースを連発できる強力な武器。ただし前述の通り、この巻き込みサーブが「見えにくい」として中国側から指摘されることもある。

パワードライブ:身長152cmと小柄ながら、後陣からでも男子顔負けのパワードライブを打ち込む。2024年2月のリセット以降、ドライブの破壊力がさらに増した。

カット打ちの得意さ:練習拠点のミキハウスに佐藤瞳さん、橋本帆乃香さんという名カットマンがいたため、カットへの対応力が高い。カットマンに強いという特徴を持つ。

広角ドライブ:左右に揺さぶる広角ドライブで相手を翻弄する。選球眼が良く、変化カットを見極める能力にも長けている。

使用ラケット・ラバー

大藤さんはニッタクの契約選手として、同社の用具を使用しています。

用具の種類 ブランド・製品名
ラケット ニッタク「キョウヒョウ龍5」
フォア面ラバー ニッタク「キョウヒョウ3国狂ブルー」
バック面ラバー ニッタク「キョウヒョウNEO3」

ラケットのキョウヒョウ龍5は、中国卓球の影響を受けたシリーズで、強いスピンと制御性を両立した人気モデルです。フォア面のキョウヒョウ3国狂ブルーは中国のトップ選手も愛用するラバーで、威力のあるドライブを生み出します。バック面のキョウヒョウNEO3も同シリーズで、安定性と攻撃力を兼ね備えています。

中国系ラバーを使いこなすことで、あの強力なドライブが生まれているわけですね。「中国が大藤を脅威と感じている」という状況が、なんとも皮肉で面白いですよね(笑)。

世界ランキング急上昇の要因と主要大会成績

結論から言うと、大藤沙月さんの世界ランキングが急上昇した最大の要因は、2024年から本格化した国際大会への出場と、そこでの圧倒的な成績です。2026年3月10日現在の世界ランキングは13位(最高ランキングは2025年7月の7位)となっています。

2024年に国際大会に積極的に派遣されるようになってからの活躍は、まさに驚異的でした。WTTフィーダーシリーズでいきなり複数の大会を制し、コンテンダーシリーズでも優勝を重ねていきます。そして2024年10月のWTTチャンピオンズモンペリエでは、格が高いとされるチャンピオンズ大会に初出場・初優勝という快挙を達成しました。この大会では伊藤美誠さん、平野美宇さん、そして張本美和さんという3人の日本女子トップを連破しての頂点です!!

2024〜2026年の主要国際大会成績(抜粋)

開催年 大会名 種目・結果
2024年 WTTフィーダーバラジュディン 女子シングルス優勝・女子ダブルス優勝(横井咲桜ペア)
2024年 WTTコンテンダーリマ 女子シングルス優勝・女子ダブルス優勝(横井咲桜ペア)
2024年 アジア選手権 女子ダブルス金メダル・女子団体金メダル
2024年 WTTチャンピオンズモンペリエ 女子シングルス優勝(初出場初優勝)
2025年 WTTスターコンテンダードーハ 女子ダブルス優勝(横井咲桜ペア)
2025年 世界選手権ダーバン大会 混合ダブルス銀メダル(吉村真晴ペア)
2025年 WTTコンテンダーザグレブ 女子シングルス優勝・女子ダブルス優勝(張本美和ペア)
2026年3月 WTTチャンピオンズ重慶 世界ランク2位・王曼昱を3-0で撃破(大金星)

2026年3月10日に行われたWTTチャンピオンズ重慶での一戦は特に衝撃的でした。世界ランク13位の大藤さんが、同2位の王曼昱さんを3-0(11-7、11-5、11-3)のストレートで撃破。試合時間はわずか18分29秒という圧倒的な内容でした。王曼昱さんは日本人選手に約7年間無敗という実績を持つ選手であり、この勝利はまさに「番狂わせ」と表現されるほどの大金星です!!

中国メディア「斉魯晩報」は「0-3で大藤沙月に敗れ、王曼昱がチャンピオンズ重慶の初戦で敗退」と報道し、「少しでも油断すれば苦境に追いやられる。王曼昱の今回の敗戦は中国女子卓球に対する警鐘である」と分析しています。

また、2024年のアジア選手権では横井咲桜さんとのペア「ダブルさっちゃん」で女子ダブルス優勝・女子団体優勝という結果を出しており、女子ダブルスでは世界ランキング1位に到達したこともあります。2025年以降は張本美和さんとのペアでも活躍しており、ダブルスでも様々なパートナーと好成績を残しています。

国内大会では2025年の全日本選手権女子シングルスで3位に入賞。ジュニア時代から全日本で活躍してきた彼女が、今度はシニア部門でも着実に存在感を発揮しています。

大藤沙月の両親や生い立ちについて詳しくはコチラの記事をどうぞ!

大藤沙月がせこいという評判の真相と今後の活躍まとめ

  • 大藤沙月さんがせこいと言われる理由は主に2つ——石川佳純戦での無表情な佇まいと、サーブが見えにくいという指摘である
  • 石川佳純さんとの試合でネット触れの抗議を無表情で見ていた姿が「ふてぶてしい」と誤解され、「せこい」イメージが広まった
  • 巻き込みサーブの見えにくさについては、ハン・インさんのチャレンジで実際に反則を1度取られている
  • 中国のSNSでは「サーブを隠しすぎ」「反則だろ」という批判があった一方、「審判が問題なしとしているなら合法」「中国選手も同様」という擁護意見もあった
  • 性格が悪いというのは完全な誤解で、試合中のポーカーフェイスが原因
  • 幼少期からの指導コーチ・平塚洋一郎さんが「普段は明るく笑顔。試合になるとクールになる」と証言している
  • 地元の八百屋の主人からは「孫みたいでかわいらしい」と言われるほど、普段は親しみやすい人物
  • 大藤沙月さんは2004年5月16日生まれ、福井県大野市出身、身長152〜153cmの21歳
  • 3歳から父親の指導で卓球を始め、四天王寺中学・高校という名門で実力を磨いた
  • 戦型は右シェーク裏裏ドライブ型で、天性のボールタッチと両ハンドドライブが武器
  • 2024年2月に用具・打ち方・考え方をリセットし、より攻撃的なスタイルに進化
  • 使用ラケットはニッタク「キョウヒョウ龍5」、ラバーは「キョウヒョウ3国狂ブルー」と「キョウヒョウNEO3」
  • 世界ランキングは2026年3月現在13位。最高ランキングは2025年7月の7位
  • 2026年3月のWTTチャンピオンズ重慶では世界ランク2位・王曼昱さんを18分29秒でストレート撃破という大金星を挙げた
  • 「せこい」という評判とは裏腹に、中国が警戒を強める実力者であり、今後の日本女子卓球界を担う存在として注目されている

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